Eternal
- 畑中茜
- 2021年8月6日
- 読了時間: 3分
インスタのリールでupした"Eternal"という歌のfull ver.です。
2019年に、東京のある大学の学生さんたちの主催する、ナチスのユダヤ人迫害についての歴史展示があり、私も足を運ばせていただきました。
ちょうど"culture"という文字を頭文字にした7つの言葉を通して、文化についてジャズ奏者のウェイン・ショーターさんがされたお話をテーマに、7つの曲を書いていて、最後の"Eternal"という言葉に取り掛かっていた時で、世界の平和への私なりの祈りを込めたいと思っていた時でした。
"Eternal"は結果的に、この展示の影響を色濃く受けてできた楽曲になりました。目を背けたくなるような、たくさんの写真から、アンネの日記の一節や、当時を経験した人の生の声まで。子供から大人までたくさんの人たちが、その展示に真剣な眼差しを向けていました。
私もこの展示を見て改めて、戦争の犠牲になった、全ての人の命や人生に思いを馳せることを忘れてはいけないんだと思って、この歌を書きました。悲惨な歴史を決して繰り返さないという気持ちを持って生き続けるために。
今日8月6日は、76年前、広島に原爆が落とされた日です。その展示では、原爆には少し触れられていただけでしたが、過去の歴史を学んで、そこから希望の未来を築くという、学生さんたちの強い思いを感じました。
若い人たちが、こんなふうに平和のために自分たちにできることに一生懸命に学んで取り組んでる姿が、すごいことだなって私は尊敬の気持ちを感じたし、未来の希望の光だなと思いました。
私も自分の中の平和を祈る心を信じて、自分に出来ることを探し続けて、取り組み続けていきたいと、思っています。
"Eternal"
lyric&music:畑中茜
the seasons rotate in the state of eternal existence
(季節は巡る 永遠の世界の中で)
生まれては消える
to settle a matter, but it's not signifying eternal quietly
(問題が解決しても それは永久の安穏を意味しない)
息づいていくもの
モノクロの写真の向こうに
いくつもの生きたかった
生きるべきだった命の叫び
忘れない勇気をこの胸に抱き締める
私の中にもあるだろう愚かさ
気づき打ち砕くことを
to live is to protect tomorrow eternally
(生きることは明日を守ること 永遠に)
to live is to create tomorrow eternally
(生きることは明日を創ること 永遠に)
わかろうとすることに
もがいたり救われたりしながら
the seasons rotate in the state of eternal existence
生まれては消える
to settle a matter, but it's not signifying eternal quietly
息づいていくもの
誰かが残したその言葉は
いくつもの生かしたかった
生きて欲しかった絆の叫び
恐れない力をこの胸に抱き締める
私の中にもあるだろう正しさ
気づき貫くことを
to live is to protect tomorrow eternally
to live is to create tomorrow eternally
伝えようとするたび
もがいたり救われたりしながら
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